ハロプロだからすごいのではない、

笠原桃奈がすごいのである。

 

日プガールズ、観てますか?

2時間ぶっ続けで観るの、正直キツくないですか?

あとレミノ広告多くないですか?

 

どこからともなく現れて、桃奈ってすごい!の文脈で「ハロプロ出身だから〜」「さすが元ハロプロ」とハロプロを強調し、他の練習生のオタクから煙たがられてる投稿が散見されるんですが、そういう人たちって毎日桃奈に投票してるのかな。

わたしはね、毎日投票してました。

木曜で一旦終わったけど。

前に作ったdアカウントがなぜか使えなくなっていて、半狂乱になりながらアカウント作り直して投票しました。

 

桃奈は、すごいです。

でもそれって、元ハロプロだからすごいんじゃなくて、すごい桃奈を形作るたくさんのものの中の1つに、ハロプロで得たものがあるってだけだとわたしは思っています。

 

ハロプロがすごくないという話ではなくてだな。

たっかいヒール履いて踊らなきゃいけないし、ずっと生歌だし、求められるスキルも高くて、実際ハロプロってすごいとは思ってます。

でも、桃奈の素晴らしさを語る上で、その理由のすべてを「ハロプロだから」に帰着してしまうのはもったいないし、失礼だとすら思います。

ハロープロジェクトを彼女が卒業してから、こうして日プカールズに参加していることが判明するまで、2年弱の空白期間があります。

この空白期間というのは、わたしたちが桃奈を見なかった期間というだけで、桃奈が何もしていなかった期間ではありません。

 

桃奈がハロプロで過ごした時間は決して短くはなかったし、それは今でも彼女にとって大切なものであると信じています。

ハロプロを卒業するには18歳という年齢は幼かった、18歳から始まるアイドルだってたくさんいるしね。

卒業せずに、ハロープロジェクトに、アンジュルムに残って、いつかリーダーとしてグループを引っ張る日だって来ていたかもしれません。

でも、そういうこと全部をたくさん考えて、あの場所を離れることにしたのは、他の誰でもない桃奈です。

 

今、の桃奈の話をしませんか。

特別な縁を感じる人に出会ったこと。

自分が認められたことよりも、自分の大切な人が認められたことがうれしくて泣いてしまったこと。

同じチームになった人たちに、歌のアドバイスをすること。

すべて、今の桃奈の話です。

 

過去があるから今があって、ハロプロにいたことも、日プカールズに参加していることも、地続きにつながっています。

それでも、今の桃奈を構成するのはハロプロだけではないから。

これまで以上に瞬く間に輝きを増していく桃奈を、今の桃奈を、ちゃんと見届けませんか!

 

というわけで生き残っていると信じて、また投票再開したらぜひお願いします。

あと、桃奈がアンジュルムを卒業した時の手紙と、卒業公演後のブログがとってもとっても良いので、眠れない夜にでも読んでみてください。

https://www.oricon.co.jp/news/2214011/full/

https://ameblo.jp/angerme-ss-shin/entry-12710448729.html

やっぱり君だった

推しが、日プに、出ます。

 

い、嫌だけど〜!?!!

 

アンジュルムにいた笠原桃奈さんが、PRODUCE 101 JAPANに出る。

これを知った時、わたしは嫌すぎてファミレスで地団駄を踏んだ。2回くらい。ドタドタというよりはジタバタという感じだったと思うので許されたい。

 

ま〜たハロオタが何か言ってるよ……と思ったかもしれないが、ちょっと待ってほしい。

わたしは桃奈がアンジュルムハロプロではない場所を選んだことが嫌なのではない、日プを選んだのが嫌だったのだ。

わたしは節操のないドルオタでここ1年くらいは韓国のアイドルのオタクもしており、サバイバル番組がなんたるかは知っている。

日プがどういうものなのかも知っている。

特定の方々から大いなる反感を買うことを覚悟して言わせてもらうと、日プって、日本じゃん。

事務所は韓国の企業も関わってるし、韓国の音楽番組に出たり、K-POPのアイドルがたくさん出演するライブに呼ばれることもある。

でも、拠点は日本だ。

桃奈はアンジュルムを卒業する時に海外に身を置いて歌とダンスの勉強をしたいと話していたし、Red Velvetが好きだったし、海外って韓国のことなんだろうなとは思っていた。

だから卒業してから一切の音沙汰が無くとも、今頃韓国の事務所のオーディション受けてるのかな、なんならもう練習生になったりしてるのかな、SMは差別するから嫌だしHYBEも事務所の対応が不誠実だから嫌だな……などと好き勝手考えたりしていた。

先日の竹内朱莉さんの卒業コンサートでの目撃情報を知って、今日本にいるんだと思ったりもしていた。

そして、久々の再会が、日プ。

海外って言ってたじゃん、日本じゃん。

それならアンジュルムにいればよかったじゃん。

日プからデビューすることで桃奈の夢が叶うとは思えない。

そんなようなことを、9月2日の23時過ぎにファミレスで、同じくハロプロと韓国アイドルが好きで、日プ2の1pickは西島蓮汰だった友人と嘆いていた。

WAKEONE、最近ゼベワンで忙しいのかもしれないけどTO1どうなってるの?これでさらにI-LAND2もやるの正気?

話を戻そう。

日プが嫌だったと言ったが、もっと言うならサバイバル番組に出るのも嫌だった。

サバイバル番組に出れば、評価される過程でどうしたって桃奈の何かが否定される。

どれだけ人間性が素晴らしくても、スキルが秀でていても、文句のつけようがないね!YOUデビューしちゃいなよ!なんてことはサバイバル番組では無いのだ。

わたしはそれがどうしようもなく嫌だった。

桃奈がこれまで積み重ねてきたものが否定されるのも、それで桃奈が傷つくのも、見たくなかった。

視聴者参加型、あなたがプロデューサーに!なんて聞こえはいいけど、視聴者は何の責任も持たない。

デビューさせるだけさせて、その後応援しない視聴者だってたくさんいる。

そんな人たちに、桃奈の人生が多少なりとも委ねられるのも嫌だった。

 

そこまで考えて、ふと気付いた。

こんな、わたしでも思いつくようなことを、あの聡明な桃奈が想像しないなんてことがあるのだろうか?

サバイバル番組の厳しさも、JO1やINIに近づくために参加するんじゃ?なんて彼らのファンに警戒されている日プに参加することの難しさも、桃奈が理解していないとは思えなかった。

いつだって自分の言葉で、自分の思っていることをまっすぐに伝えてきてくれたのが桃奈だった。

そんな桃奈が、桃奈にとって間違った選択をするだろうか?

 

それと、KPOP ART SCHOOLという会社なのか学校なのか全体的に若干謎な組織のSNSアカウントで、そこの留学プログラムに桃奈が参加していたことがわかった。全体的に謎だけど。

そのプログラムに参加して練習生をやっていたかどうかまではわからないけど、やっぱり韓国に行っていたんだなと思った。

誰からも見えないところで、たくさん考えてたくさん挑戦して、それで今回こうして日プに参加したんだろうなと思った。

 

YouTubeにアップされたシグナルソングの動画を観た。

どこにいたって、桃奈は桃奈だった。

 

応援しよう、と思った。

これだけ散々、嫌だ嫌だと喚いてきたけど。

全部任せろって、桃奈が言ってるし。

番組が始まったら、桃奈の考えてることがわかるようになるのかな、ならないかもしれないな。

でも、それでもいいと思った。

桃奈の夢が叶ったらいいと、素直にそう思えた。

 

まだ全部飲み込めてないところもあるし、番組終わるまでに消化できないかもしれないけど、そんなわたしのことは置いて、さっさと夢への階段を駆け上がってくれたらいいと思う。

 

そういうわけで、笠原桃奈さんをぜひよろしくお願いします。

わたしもとりあえずLemino登録します。auユーザーだけど。

 

PRODUCE 101 JAPAN OFFICIAL SITE

1分PR┊✧ 笠原桃奈(KASAHARA MOMONA)✧┊ PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS - YouTube

笠原桃奈(KASAHARA MOMONA)✧︎ LEAP HIGH! ~明日へ、めいっぱい~ [推しカメラ] PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS - YouTube

 

ありがとう 出会ってくれたこと

 

先日、大好きなアイドルが新たな一歩を踏み出しました。

 

10代という眩しくて繊細な時間をアイドルとして生きて、生き抜いて、そうして見つけた新しい大きな夢を叶えるために、今立っている場所から離れる決意をした彼女をわたしは心から尊敬しています。

 

わたしは今の彼女の最後のステージに足を運ぶことはできなかったんですが、彼女が餞別に読んだ手紙の言葉たちを目にして、心がふるえました。

全ての言葉たちが宝物ですが、その中でもことさら宝物な言葉たちを紹介させてください。*1

 

きっと、出逢えるというのはすべての人に平等には訪れないんだろうなということ。

このあたたかさを、優しさを知っている私は私を、特別だと思えます。

 

アイドルを応援している中で時々考えるんですが、わたしはアイドルのことが大好きだけど、もしかしたらアイドル自身は自分のことが好きじゃないこともあるかもしれない。そうだとしたら、アイドル自身が好きになれないアイドルのことを、好きだといってもいいのだろうか?

考えすぎと言われたらそれまでですが、時々、そんなことを思ったりもしていました。

アイドルとファンというのは便利で特殊でアンバランスな関係で、わたしたちファンはファンという肩書きを盾にさまざまな感情をアイドルたちに向けているように思えます。

その全てがそのままアイドルに届いているかどうかはわかりませんが、プラスな感情といえど身勝手に愛を押し付けるのも本意ではないですし。

 

なんて思いながらアイドルを応援していたら、こんなにもあたたかくてうつくしい言葉たちに出会えました。

 

好きな人が自分で自分を愛せていることが、こんなにもうれしいということを、アイドルを好きになる前のわたしは知り得ませんでした。

わたしの人生はアイドルがいなくても続いていたとは思いますが、それでも、アイドルが好きな人生でよかったと心の底から思います。

 

そして、

出逢えるというのはすべての人に平等には訪れない

ということ。

 

手紙の中では、彼女がアイドルとして生きていく中で巡り合った素晴らしい仲間たちとの出会いについて言っているものなのですが、これはすべての人に言えることだと思います。

 

これまでのわたしの人生の中で、何かが少しちがっただけでも、彼女に出会わない人生になっていたかもしれない。

平等に訪れない出会いの中で、彼女に出会えた自分を誇らしいとすら思えます。

 

わたしが彼女に出会ったのはライブやコンサートに足を運ぶのが難しくなってからで、出会ってからこれまで一度も会いに行くことができないまま、彼女の卒業を迎えました。

そんなの応援してたって言えるの?と思われるかもしれないし、推しは推せる時に推せ!なんて言われるかもしれません。

それでも、46億年もの長い長い時間の中で偶然同じ時代に生まれて、星の数ほどいるひとの中でこんなにも大好きで大切な存在に出会えただけで、わたしは幸せだと胸を張って言えます。

好きなアイドルはたくさんいるけど、その一人一人がわたしにとって特別で何にも変えがたい存在です。


出会えてよかった、大好きで大切で特別な彼女の進む道が、まばゆいばかりの光で溢れていますように!

 

 

*1:全文こちらhttps://www.oricon.co.jp/news/2214011/full/

ももな〜!大好きだよ〜!出会ってくれてありがとう!

担降りブログがわからない

 

タイトルの通り、担降りブログがわからない話です。

 

 

わからない、とありますが、「理解できない」というよりは「納得しない」みたいなニュアンスです。

 

単にわたしが担降りブログという文化を迎合する気が無いというだけなので、「こういう気持ちで書きました!」「ここが良いです!」とか言われても、あっそうなんですね……と薄ら笑いを浮かべるだけでお互いにとって何もいいことがないし、やめておいた方が吉。よろしくお願いします。

 

インターネットという広大な海の中でこのブログにたどり着く人なんて9割9分同類だと思ってるので、わざわざ説明することでもないとは思うんですが、一応少しだけ。

担降りブログというのは読んで字の如く、担当を降りることを報告するブログでして、好きなアイドルのことを担当と表現するのはジャニオタくらいだと思うので、厳密にはジャニオタの文化なのかもしれません。

が、そのあたりを気にし始めると話が長くなりそうだし面倒なので割愛。すみません。

 

オタクというのは日々人知れず、声高々にお気持ち表明する生き物なので、担降りブログもその一種であると認識してるんですが、それがね、わからないんです。

 

担降りブログ、必要 ある?

 

世の中にあるもの全てを必要か不必要でカテゴライズしてしまうのも無粋だから好きじゃないんですけど、でも、必要ではないと思うんですよね。わたしはね。

 

あなたをもう好きじゃなくなったという宣言をわざわざする必要があるのかなと。思ってしまうわけです。

 

全てのアイドルがエゴサーチをするわけではないし、していたとしても、自分の好きだったアイドルが、自分が書いた担降りブログなるものを見つける確率はそこまで高くないかもしれません。

アイドル、忙しいから担降りブログ読む時間あったら休んでほしいしね。

でも、それを世に放った時点で誰かに読まれる可能性は生まれるわけで、その"誰か"の中に、担当、あるいは推しだった人がいることも当然あるわけで。

そう考えると、担降りブログってなんなんだろうなぁとわたしは思ってしまいます。

 

オタクというのは、勝手に好きになって、勝手に好きじゃなくなる、ワガママな生き物です。

そのワガママに好きな人を付き合わせるのって、楽しいのかなぁと。

 

わたしが思うに、担降りブログというのは、自分がこれまで応援してきた時間を自分の中で綺麗な思い出に昇華させるもので、でもそれって、端から端まで自己満足だと思うんですよね。

だったらもう非公開にして誰にも知られずに去ればいいと思うんですけど。

 

知っていてほしいのかな〜なんて、思います。

あなたを好きだった人がここにいたんだよって、そうやって、好きな人の心のどこかに小さなひっかき傷を作りたいのかなぁと。

 

いやそれ、いらなくない?

傷、なくてよくない?

 

生きてるだけで何かしら傷つけてしまうし傷つけられるのが人生だと思うし、アイドルという不特定多数の人からさまざまな感情を向けられる存在であれば、傷つけることも傷つけられることも、人の何倍もあるわけで。

その傷増やすやめな〜い?と、わたしは思います。

好きな人は好きだった人になったけど、もしかしたら、傷つけられたから傷つけてやろうと思ったのかもしれないけど、それなら、やり返さずにおいしいもの食べてたくさん寝て、ハッピーになってやりましょう。

あなたを好きじゃなくなっても、わたしは幸せになれるんだよと、胸の内で叫べばいいと思います。

 

 

反対に、担降りブログの対義語(としてわたしが勝手に認識している)、沼落ちブログは大好きです。

好きだったものの話より、好きなものの話をしませんか!

 

わたしはわたしで沼落ちブログをまだ書いていなくて、というか気付いたらめちゃくちゃ好きになってたので文脈もクソもないんですが、多分書くとわたしがハッピーになれるのでそのうち書きたいと思います。

 

 

そんなわけで沼落ちブログ溢れるハッピーな世の中になればいいなと思います!押忍!

 

#0602

 

お誕生日!おめでとう!ございます!!!

18歳!!!!!

 

 

今日は大好きな人の誕生日なわけなんですが、推しのことを「大好きな人」と表現するのはなかなかに小っ恥ずかしいということを、わたしははじめて知りました。照れるね……。

 

さて、18歳ですね。

節目の年、かどうかを決めるのは君自信だと思っているので、そこについて言いたいことは特にありません。

君が生まれたという特別な日を今年も変わらず祝えることが、こんなにも幸せです。

 

今さっき、節目の節かどうかはわたしが言うことじゃない!なんて言ったけど、それはそうとして、今年は選択することがこれまで以上に多い年なのかなぁとはこっそりと考えたりしています。

きっとこれまでにもそういう選択をしてきていて、そのたびに今いる場所を選び続けてきてくれたから、今日もこうして祝えているんだと思います。

本当にありがとう。

 

君がまだまだたくさんの可能性を秘めていて、きっとこの世界でなくとも自分の望む場所に辿り着ける人だということを、わたしは知っています。

だから、もし、君が望むなら、違う世界に足を踏み入れたっていいと思っています。

それがわたしの前からいなくなることを意味していたとしても、それでもいいとわたしは思っています。

思ってるけどすごくすごく寂しいし、そんな日が来たら当然のように泣くだろうし、なんなら一晩だけ世界を呪ったりするかもしれない。できないけど。

 

わたしが応援できる場所にずっといてほしいという気持ちと、思うがままに夢を追いかけてほしいという気持ちがあって、それはどちらも心の底から思っているけど、今は正直なところまだ、前者の方が大きいです。ごめんね。

 

自分にストイックなところ、パフォーマンスの向上に余念がないところ、ステージ上ではかっこよくて普段はかわいいところ、気高いところ、インスタライブが苦手なところ、なんでもできるけどゲームで全然勝てなかったりするところ、グミをスナック菓子のノリで食べるところ、たまに尋常じゃない噛み方をするところ、

好きなところが、たくさんたくさんあります。

歯が溶けるまでコーラを飲んだりホイップクリームを直飲みしたりするところは、多少心配だから何とも言えないけど……。

 

好きになって、応援するようになってから、嫌な思いをしたことは一度もありません。

これからも無いと言い切れます。

ずっとずっとありがとう。

出会えてよかったし、あの日君を見つけた自分を褒め称えたいです。

 

今日が終わっても、明日もその先も、いつだって主役は君です。

君が願いはなんだって叶うし、描く未来はその手の中にあります。

 

 

お誕生日おめでとう。

18歳の君の日々の全てが、どうか幸せな光で溢れていますように!

 

 

 

推しは推せる時に推してる

 

日々、さまざまな理由でアイドルがステージを去っていくわけですが、その度に見かけるのが

推しは推せる時に推せ

というフレーズ。

どこの誰が言い出したのか知りませんが、わたしは視界に入るたびに

 

うるっせ〜!!!!!!!!!

 

と思ってしまったり、してます。


推しはね、推してんのよ。

「推す」という言葉の定義はオタクの数だけあると思うんですけど、みんなね、推してんのよ。

CDを買ってなかったら推してないとか、ライブに行ってなかったら推してないとか、そういうことじゃないと思うんですが、それはそうとして、やっぱりたくさん会いに行きたいし、自分にできる範囲でCDやグッズを買ったりして応援したい。

そういう瞬間のことを「推してる」と表現しがちなのかなぁと思います。

 

 

推しはね、推せたらね、推してんのよ。

でもそれができない時だって、あるんだよ。


アイドルにアイドルの人生があるように、オタクにもオタクの人生があって、アイドルの人生とオタクの人生が交差する時間って、必ずしも長いわけではなくて。

推せない時って何かしらの理由があると思うんです。

勉強頑張りたかったり、仕事に追われていたり、そうやってアイドルを応援するのに割く時間が短くなってしまっても、それは仕方のないことなんじゃないかなぁと。

 

あの時勉強せずにライブ行ってたら、仕事投げ出して握手会行ってれば。

それでもどうにかなることだってあるし、どうにもならないこともある。

自分の行動の責任を取れるのは自分だけで、その時自分に必要なことをしていて推せなくても、しゃーなしじゃんね、とわたしは思ってます。

だってアイドルが代わりに受験するわけじゃないし、書類片付けるわけでもないしね。


だから

推しは推せる時に推せ

なんて言われると、

それができたらしてんだよ、と叫びたくなってしまいます。しないけど。

 

 

余談ですが、わたしは「このグループ気になるな〜」なんて動画を漁っていたその日の夜に解散発表が出たり、「うーん推すならこの子かなぁ」と決意した翌日に卒業を告げられたり、そんなことばかりなのでまあまあの疫病神なんですけど、それでも出会えてよかったと心の底から思うし、今でもずっと大好きです。

 

 

 

ついでにわたしの好きな言葉を勝手に紹介します。(何のついで?)

映画『ポカホンタス』に出てくる言葉で、

「こんなに苦しむのなら出会わなければよかった」

という言葉に対する

「僕は明日死んでもいい、君を知らずに百年生きるくらいなら」

という言葉なんですが、

これ〜!これこれ〜!と首取れるくらい頷きました。

しかしポカホンタス自体をまだ観てないので多少説得力に欠ける節があるのが難点。すみません。

 


好きだと伝えられる時間がどれだけ短かろうと、伝えられなくとも、アイドルを好きになったことで幸せだと思う瞬間はたくさん増えました。

 


アイドルにはアイドルの人生があって、わたしにはわたしの人生があって、アイドルの人生はわたしがいなくたってあったし、これからも続くし、わたしの人生もアイドルがいなくとも成立します。

それでも、その二つが交わった一瞬にどうしようもなく救われることが数えきれないほどあって、いつか来る別れの寂しさを吹き飛ばすほどのまばゆい輝きを目蓋の裏に焼き付けられたら、もうそれでいいんじゃないかなって。

 

 

推せる時に推せなくたって、好きな人に出会えただけで人生丸儲けだと思います。

結局は愛!

 

ある星のもとに生まれた人たちへ

ある星のもとに生まれた人たち、もとい、アイドルのみなさん。

 

いつもありがとうございます。

 

あなたたちのおかげでわたしの世界は広がり、日々はより色鮮やかになりました。

 

ライブのために新幹線に乗って遠征したり、新しく動画が上がると分かっている日は、それを楽しみに朝からいつもより少し頑張れたり。

 

これはアイドルのみなさんへ宛てて書いているものですが、あまりにも身勝手なので、どうか誰の目にも届かないといいなと思っています。

ワガママ〜!

 

 

まず最初に、今日も君でいてくれてありがとう。

 

一度しかない人生をアイドルとして生きることを決めて、アイドルとしての日々を全うしてくれて本当にありがとう。

 

アイドルって、楽しいこともあると思うけど(というかあってほしいけど)、大変なこともたくさんあると思っていて。

たった2時間のライブのために半年以上も前から何日もかけて準備したり、リリースイベントのために週末を日本全国飛び回って、それでも月曜日には学生として学校に行ったり。

 

わたしみたいなファンには想像できないような苦労もきっと、たくさんあるんだと思います。

学校終わりに友達とカラオケに行ったり、特別な誰か一人を選んだり、そういう人生もあるのに、それでもアイドルでいることを選び続けてくれてありがとう。

 

わたしの人生はアイドルがいなくても続くし、推しがグループを卒業して芸能界を引退しても、わたしは死にません。

それでも、アイドルが好きでアイドルを応援する人生は楽しいから、きっと今後もそうやって生きていくんだと思います。

 

 

さて、ここから先は身勝手でワガママないちオタクの、身勝手でワガママなお願いです。

 

 

まず、自分のことを大事にしてください。

心と体を大切に、多少の無茶はともかく、無理はあんまりしないでください。

忙しいとは思いますが、できるだけ、ごはんをしっかり食べていっぱい寝て、たくさん笑っていてほしいです。

人前に立つからには外見に気を遣わなければならないとは思いますが、多少ほっぺたがぷにっとしてるくらいの方が安心したりもします。

 

これはあんまり言いたくないんですが、どうか、周りに置く人を選んでください。

アイドルと近い距離にいることを一種のステータスだと勘違いし、それを利用して自分の承認欲求を満たそうとするような姑息で愚かな人間が、悲しいことに少なからずいます。

アイドルとしてのあなたを尊重し、人間としてのあなたを愛してくれるような人を選んでください。

 

恋愛をするなとは言いません。し、言えません。

ただ、うまくやってください。

ステージを降りるその瞬間まで、絶対にファンには知られずに隠し通すという覚悟をもって、誰か一人を愛してください。

疑似恋愛を売りにしてるわけじゃないと言われたら何も言えないけど、それでも大多数のアイドルのファンはあなたたちに対して「誰のものにもなってほしくない」と思っていると思います。

アイドルはファンにとって自分だけの恋人でヒーローで、でも自分だけのものにはならないから、それならば誰のものでもない、みんなのものであってほしいと思うんだと思います。

それと、あなたと付き合っているということをSNSでアピールするような人は選ばないでくれると嬉しいです。そして、あなた自身もそんな真似はしないでほしい。

匂わせってもう、普通に臭いしダサいからね。

 

もし、周りに祝福されるような恋をしたくなったら、ステージを降りたってかまいません。

例えば心ない人にあなたの秘密が暴かれたとして、その時わたしはきっと、裏切られた気分になるんだと思います。

アイドルとしてのあなたに裏切られるよりも、二度と会えない、最初から最後まで自分の求めるアイドル像でいてくれたあなたを思い出して懐かしんで寂しくなる方がずっといい。

誰か一人のあなたになったって、それでもいいからアイドルでいてほしいと思う人もいると思います。

でもわたしは、あんまりそうは思えません。

だってアイドル以外の人生も当たり前に存在しているから。

それらを選べば、アイドルとしての自分にはできない大体のことはできるんじゃないかな。

 

もしアイドルじゃなくて、いわゆる一般人として生きていくと決めたなら、どうかSNSの公開アカウントは作らないでください。

あなたにそのつもりがなかったとしても、アイドルとしてのあなたの影を求めてあなたを放っておかない人間もいます。

あと、元アイドルって肩書きは特に誰も求めてないので、そうやって過去に縋って承認欲求を満たそうとするのもやめてください。そんなあなたは見たくないです。

 

 

なんて、散々好き勝手言っていますが、そんな簡単に他の道を選べないことはわかっているつもりです。

 

アイドルには大きく分けて二つの種類があると思います。

自分でアイドルになろうと決意してアイドルになった人、気付けばステージに立ってマイクを握っていた人。

どっちがどうという話をしたいわけではないし、どっちもちゃんとアイドルですよね。

 

前者のアイドルはもしかしたらやむを得ない事情があってその選択をしたのかもしれませんが、ほとんどはアイドルに憧れてアイドルを目指したんじゃないでしょうか。

だとしたら、多少なりともアイドルという存在に対しての愛やリスペクトやプライドを持っていると思います。

そういうアイドルはおそらくきっと、その愛を裏切ったりプライドに反することはしない、と思います。

後者のアイドルは、もしかしたら偶然ステージにたどり着いたのかもしれません。

でも、自分で望んでいないのにそこに立てたとしたら、それはもう運命と言ってもいいとわたしは思っています。

 

何が言いたいかと言うと、アイドルになる人って、そういう星のもとに生まれているんだと思います。

望んでいてもそうでなくとも、ステージに立つのは必然で、たくさんの人を愛し、愛されるために生まれてきたんだと思います。

 

何か他にやりたいこと、それは普通の恋愛かもしれないし、小さい頃に抱いた夢かもしれません。

それに手を伸ばしたくなった時、振り返って、今の自分を取り囲んでいるものに気付くと思います。

これまでの自分を応援してきてくれた人のことを考えると、アイドルを辞めるなんて選択はできないかもしれない。

 

アイドルの人生は、みんなのものです。

その一挙一動に意味が生まれ、なんとなくつぶやいた言葉がたくさんの人の人生に影響を与えるかもしれません。

時として人生の幕引きさえ物語の一部になる、それがアイドルです。

 

あなたたちの人生はみんなのもので、でもそれでいてもちろん、あなたたちのものでもあります。

わたしはもう十分幸せにしてもらって、楽しい時間を過ごせたから。

 

 

大好きなアイドルの、アイドルとしての最後が来た時に、今までありがとうって笑ってさよならを言いたい。

わたしもあなたたちの夢を叶える妨げになるようなことはしないように気をつけて応援するし、出来る限りその夢を応援したい。

あなたの描く未来にわたしがいなかったとしても、それは変わらない。

だからどうか、最後までちゃんとファンでいさせてほしい。

 

さっくり言ってしまえば、わたしはあなたを傷つけないからあなたもわたしを傷つけないでね、みたいな、そういう話です。

 

この長々としたお願いは、お願いというよりも多分呪いに近くて、こうであってほしいというわたしのワガママの塊です。

アイドルにはこうあってほしいけど絶対にそんなことはなくて、みんなバラバラで、だからこそ面白いし。

あと結構ボロクソ書いてるけど、自分の推しの言動によって考えてることコロコロ変わると思います。悪しからず。

 

 

ある星のもとに生まれた人たち、もとい、アイドルたちへ。

どうか、届きませんように。